容器・包装・袋など、私たちの身の回りで多く使用されているプラスチック。便利であると同時に必要不可欠な存在であると思います。 しかし、残念ながら私たちはそのプラスチックが用いられた製品の多くを「使い捨ての消耗品」にしてきた過去と現在があります。そもそも、なぜ使い捨てプラスチックの使用は控えたほうがいいのか？解釈の仕方は様々あるかと思いますが、代表的な弊害としては海洋ゴミによる水質汚染が挙げられるかと思います。リサイクルに回されることなくポイ捨てされたプラスチックゴミは、河川の流れにのって最終的には海へと漂着します。砕けたプラスチックの破片は細かな粒子となり、それを魚介類が体内に取り込み、また、海水の蒸発とともに空へと上り、雨に混ざり大地戻ってくるといい負のサイクルが生まれているようです。日本はアメリカに次いで、プラスティックゴミの発生量が多いと言われています。「プラスチック＝悪」ではなく、使い捨てる習慣を個々人が考え直すというタームに来ているのではないでしょうか。